7つの習慣ボードゲーム実践編 前編


マスの説明

【第1ステージ スタートマス】

 サイコロを振る前に、「私的成功」の研修を受講することができます。

研修を受講する場合、100Cを支払い、1枚目の研修受講タイル「私的成功タイル」を受け取り、プレイヤーの前に置きます。

 

■研修受講タイルについての補足

研修受講タイルは「私的成功タイル」「公的成功タイル」「成功の習慣化タイル」の3種類です。

手に入れた研修受講タイルがなくなることはありません。

既に手に入れた研修受講タイルと同じタイルを受け取ることはできません。

研修受講タイルは、一部のイベントカードに影響を及ぼします。



【刃を研ぐマス】

「刃を研ぐカード」を手に入れることができます。

ゴールするためには、「肉体」「社会・情緒」「知性」「精神」の4種類の「刃を研ぐカード」をそろえなければいけません。

このマスに止まったプレイヤーは、刃を研ぐカードの山札から3枚引き、その内の1枚を自分の前に表向きで置き、残った2枚の中から1枚を任意のプレイヤーに渡します。もらったプレイヤーは自分の前に表向きで置きます。

残った1枚は元の山札の一番下に戻します。

自分の前に同じ種類の「刃を研ぐカード」を置くことはできません。

引いたプレイヤーが「刃を研ぐカード」を受け取れなかった場合、3枚のうち1枚を他のプレイヤーに渡し、残り2枚を元の山札の一番下に戻します。

同じ種類のカードでも書かれている内容は異なりますが、効果に差はありません。


【雇用マス】

TeamカードA~Fを雇うことが出来ます。

第3ステージに到達するためには、Teamカードの数字の合計(影響力)が最低7以上必要です。(これ以外に信頼チップが最低7以上必要です)

このマスに止まったプレイヤーは、2つあるTeamカードの山札から1つ選び、上から3枚めくります。その中から1枚選び、記載されたお金を雇用費として支払います。雇用したTeamを自分の前に表向きで置きます。

Teamカードを雇用するお金は以下のとおりです。

  • 影響力1 200C
  • 影響力2 400C
  • 影響力3 600C
  • 影響力4 800C
  • 影響力5 1000C

Teamカードの山札は、影響力1~3の山札と影響力3~5の山札があります。

一度雇用したTeamカードに再び雇用費がかかることはありません。

Teamカードの山札をめくった後でも、雇用しないこともできます。

雇用しなかったカードの山札がない場合、雇用することはできません。

 

同じTeamカードも雇用することが出来ます。その場合は、数字の合計がTeamカードの影響力となります。

下記が例となります。

下図のように影響力1と影響力2のカードを持っている場合は、影響力は3(1+2)となります。


【プロジェクトマス】

お金と信頼チップを手に入れることが出来ます。

第3ステージに到達するためには、信頼チップが最低7枚以上必要です。(これ以外に影響力が最低7以上必要です)

このマスに止まったプレイヤーは「プロジェクトの責任者」となり、3つのプロジェクトカードの山札から1つ選び、カードを1枚めくります。(第一ステージでもLV2・LV3のプロジェクトカードを選べます)

各プロジェクトの詳細は以下のとおりです。


  必要Team数 Teamの必要影響力 報酬金 報酬信頼チップ数
Lv.1プロジェクト 2 1以上 500c 1
Lv.2ロジェクト 3 2以上 1000c 2
Lv.3プロジェクト 4 3以上 2000c

「必要Team数」:必要なTeam数の種類です。

必要なTeam数を誰も持っていない場合、そのプロジェクトは中止となります。

(カードを元の山札の一番下に戻し、順番が終わります)

 

「Teamの必要影響力」:プロジェクトを成功させるために必要なTeamの影響力です。

■Lv.1のプロジェクトは、影響力に関係なく、参加できます

■Lv.2のプロジェクトは、影響力が合計2以上のTeamしか参加できません

■Lv.3のプロジェクトは、影響力が合計3以上のTeamしか参加できません

 

報酬金:プロジェクトが成功した場合にもらうお金です

報酬信頼チップ数:プロジェクトが成功した場合にもらう信頼チップの数です。黄色の信頼チップは5枚集めたら、白チップ1枚に変更してください。白チップ1枚は黄色チップ5枚分です。

 

「プロジェクトの流れ」

プロジェクトに必要なTeamカードを持っているプレイヤーを確認します。

 

≪必要なTeamカードを誰も持っていない場合≫

プロジェクトは中止になります。(カードを基の山札の一番下に戻し、手順が終わります)

≪必要なTeamカードを自分または他のプレイヤーが持っている場合≫

必要なTeamカードを持っているプレイヤー同士で、プロジェクトカードに書かれている報奨金と信頼チップを誰がどのくらいもらうかを交渉します。

報酬は自分の持っている資産から渡すのではありません。プロジェクトが成功し、銀行から受け取った後、その報酬の中から渡します。

※ひつようなTeamカードを全て自分が持っている場合、すべての報奨金と信頼チップをもらいます。


【イベントマス】

第1ステージでは「Ⅰ」のイベントカードを引き、第2ステージでは「Ⅱ」のイベントカード、第3ステージでは「Ⅲ」のイベントカードを引き、その指示に従います。

その後、元の山札の一番下に戻します。

「雇用権利カード」「トーキングスティックカード」は使用後、元の山札の一番下に戻します。



【ストップマス】

第一ステージにおける最後のマスです。

サイコロの目が残っていても、強制的に止まり、以下の2つのどちらを選び、自分のコマを移動させます(余ったサイコロの目は使用されません)

 

■第1ステージのスタートマスに戻る

戻った後、500Cを銀行から受け取り、望むのであれば「雇用」を行ってもよい。

■第2ステージのスタートマスに移動する

最優先事項選択タイルを受け取る。

 

次の順番から通常通りサイコロを振り、スタートマスから進めます。